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PC閲覧推奨レイアース&デジモン二次創作小説blog。
★ひとこと★
プロフィール
HN:
華乃都(かのと)
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1985/09/25
職業:
船医
自己紹介:
このサイトは『レイアース』『デジモン』をメインとする二次元小説サイトです。原作や作品の関連団体とは一切関係ありません。
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2007年クリスマス企画 『S4』第二弾です。
フェ風パラレル「月夜に舞い降りた天使」の続編になります。
こちらをご覧になってから読まれる事をお勧めします。

本編の翌日の話。フェリオは一応大学生です。(え
…いや、書いててなんだかリーマンぽくなった気がしたので(笑)

2.ため息まで白い~2007.12.19 S4 Rayearth第二弾~




白い息が目の前に広がる。
あまりの寒さに小さな溜め息をついたフェリオは我が家の扉に鍵を差し込む。





---

ガチャ、と扉の開く音が聞こえてフウはリビングの椅子から嬉しそうに立ち上がり玄関に続く廊下へと出た。
「おかえりなさい。」
「え?」
フェリオはフウと目が合い、固まった。

「…フェリオさん?」
フウは首を傾げる。
「…そ…そうか、ク…いや、フウがいたんだよな…。ごめん、まだ慣れてなくて…」
少し顔を赤らめ慌ててそう言ったフェリオにフウはくすりと笑った。
「昨日の今日ですもの。私もまだ夢の様ですわ。」


二人がそう感じるのも無理はない。
フェリオがクロと名付けた黒猫が、自らを魔女のフウだと名乗り、自国の王からの命で地球に残る事が決まってからまだ2日と経っていなかったのだ。

「この姿になってまで、貴方の傍にいられるなんて…思いもしなかった事ですから…。」
フウは少し俯いて幸せを噛みしめるように微笑んだ。


フェリオの手がフウの頬に触れ、そっと撫でる。
それはいつもこの玄関に出迎えてくれていたクロにしていた様に、優しく柔らかく。

「ただいま。フウ」


- これまでと変わらぬ挨拶を、これからも続けて行こう。 -


fin
お題/真冬の恋7題 確かに恋だった



============
淡々としててスミマセン;
こちらのフェリオは原作よりも少しばかりピュアにしております(笑)
明日もフェ風?(予定は未定)
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