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PC閲覧推奨レイアース&デジモン二次創作小説blog。
★ひとこと★
プロフィール
HN:
華乃都(かのと)
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1985/09/25
職業:
船医
自己紹介:
このサイトは『レイアース』『デジモン』をメインとする二次元小説サイトです。原作や作品の関連団体とは一切関係ありません。
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2007年クリスマス企画 デジモン『S4』第一弾です。

太ヤマ前提のヤマ+空な話。
太一とヤマトは別々の学校に通っています。
照れ屋なヤマトにちなんでお題をお借りしてきました。
デジは少しシリアスで甘めな展開を予定しています。



1.ばか、そんなんじゃねーよ! ~2007.12.20 S4 DIGIMON 第一弾~





―高校2年の冬。




「あら、ヤマトじゃない。」
「そ、空…。」
ヤマトは旧友と再会した。



「久しぶりねーまさかこんな所で会うなんて。」
「あ、ああ…」
「よく来るの?ヴィーナスフェートには。」
「ま、まぁ地元だし…な。空こそ何してんだよ。」
「私?買い物よ。最近浴用化粧品にはまっちゃって。その買い出し中。」
「へぇ…」
「……なによ。その声は。」
「べ、別に普通だろ。」
ヤマトの脳裏に『あの空が?』と思ったなんて口が滑っても言えない。

「…そういうヤマトこそ、何しに来たのよ。」
「…………別に―「太一へのプレゼント探し?」

「ばっ…そんなんじゃねぇーよ!!」
心を読まれ、思わず声が裏が選った。
その様子に空はケラケラと笑う。
「あははっ、ヤマトわっかりやすすぎー」

「~~~、じゃあな!」
これ以上追求されるのは御免だ。
ヤマトはその場から逃げようと踵を返した。

「ちょっと待って、太一ならきっとスポーツバックが喜ぶと思うわ。」
思わぬ言葉にヤマトの動きが一瞬止まった。
「…なんで空がそんな事知ってんだよ。」
「同じ学校よ、私の情報網を甘く見ないで。」
太一と空は同じ公立の高校に通っていた。
今は同じクラスらしいが…太一の欲しい物を知っている理由はきっとそれだけではないだろう。
ヤマトは心に引っかかる痛みを隠して話を続けた。
「…お前がやれば、いいだろ。」
「何言ってるの。きっと太一は今年もヤマトからのプレゼントしか受け取らないわ。」

「………は?今年…も?」

空はしまった、と口を押さえて視線を泳がせている。
「と、とにかく、スポーツバックだから。じゃ、またねー。」
空は逃げるように人混みへと姿を眩ました。
「おい、空!!…―……なんなんだ、一体…」



― 刻はクリスマス5日前…。



Fin
お題/照れ屋な彼のセリフ 確かに恋だった



========
施設名、念の為に一箇所変えました。
浴用化粧品に凝っているのは実話で、先日友人に薦められてから私のマイブームです。
だって石鹸の名前がロックスター☆とか…萌v

…こほん。
全5話、なんとなく続かせます。(笑)
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