PC閲覧推奨レイアース&デジモン二次創作小説blog。
カテゴリー
プロフィール
HN:
華乃都(かのと)
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1985/09/25
職業:
船医
自己紹介:
このサイトは『レイアース』『デジモン』をメインとする二次元小説サイトです。原作や作品の関連団体とは一切関係ありません。
*ご覧になられる方はまずカテゴリの「AKIKANとは?」を一読ください。
*ご覧になられる方はまずカテゴリの「AKIKANとは?」を一読ください。
カウンター
現在キリ番よるリクエストは受け付けておりません。
ブログ内検索
最新コメント
[06/26 華乃都]
[04/12 3児の母]
[05/11 華乃都]
[04/27 テン?あくの?]
[01/18 華乃都]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
(日記)
先日から始めたアラロスにどっぷりはまり中。
もう全部いろいろフェ風にしかみえない(目玉腐ってる…!)
楽しすぎですvでも小説は書いてます…よ。フェ風の波に乗って。
あまりに上手く乗りすぎて、S4のレイア第七弾(最終回)の冒頭に書こうと思っていた部分がもんのすごーく長くなってしまったので、排除する事にしました。
でも書いてて面白かったし、消しちゃうのもったいなかったので、続きに載せてみます。
フェリオの家系の話。フェリオ視点で。シリアスな感じがしつつ、ギャグです。
これは…原作無視すぎて、まずいか…?とか思ったんですが、自分で始めたパラレル、もう後戻りは出来ません(笑)なので、そういうのでもOK!という心の広い方のみご覧下さい。
*繰り返しになりますが、レイアースパラレル「月夜に舞い降りた天使」の続きの設定になっておりますので、ご注意ください。
ではどうぞ。
先日から始めたアラロスにどっぷりはまり中。
もう全部いろいろフェ風にしかみえない(目玉腐ってる…!)
楽しすぎですvでも小説は書いてます…よ。フェ風の波に乗って。
あまりに上手く乗りすぎて、S4のレイア第七弾(最終回)の冒頭に書こうと思っていた部分がもんのすごーく長くなってしまったので、排除する事にしました。
でも書いてて面白かったし、消しちゃうのもったいなかったので、続きに載せてみます。
フェリオの家系の話。フェリオ視点で。シリアスな感じがしつつ、ギャグです。
これは…原作無視すぎて、まずいか…?とか思ったんですが、自分で始めたパラレル、もう後戻りは出来ません(笑)なので、そういうのでもOK!という心の広い方のみご覧下さい。
*繰り返しになりますが、レイアースパラレル「月夜に舞い降りた天使」の続きの設定になっておりますので、ご注意ください。
ではどうぞ。
S4-R番外編 「決意」
実はこれでも、ちょっと名のある企業の長男だったりする。
両親共に健在で知的な姉が一人。
仲の良い、理想的な家族だったと思う。
それに長男としていずれは会社を継ぐつもりでいたから、昔から勉強もスポーツも人並みにこなした。特に苦痛だと感じた事は殆どない。
俺がこんなに真っ直ぐ育ったのは偏に姉の存在があったからだろう。
「フェリオ。」
十歳離れた姉。金色の髪と青色瞳が本当に綺麗な女性。そんな姉に幼い頃からとても可愛がられた。厳しく指導される事も時々はあったが、彼女を尊敬し、物心つく頃には男として姉を守ろうと決意した。端からみればマセたガキだったに違いない。
そうして育った俺が高校卒業を控えた冬、姉が一人の男性を連れてきた。
長身で黒髪の男。少し無愛想で、口数も少ない人だった。
「この方と結婚します。」
両親と自分を前にしてそう告げた姉の瞳は真剣なのに優しくて。一番傍にいたはずの俺が初めて見た顔だった。
そんな姉の結婚を寛大な両親は2つ返事で認め、すぐに結納を交わすとあっという間に籍も入れ、その男は俺の家族になった。
こうして姉夫婦は新居を構え、二人で幸せに暮らしている…という流れが常識だ。しかしなんとその男―お義兄さん―は我が家の婿養子になってしまった。
「私には優秀な弟がいるから問題ないんだ。」というよくわからない理由で。確かなのは我が家の様に事業を興していない家系のようだ。
よって俺達家族は姉夫婦と同居する事になり、会社の後継者は必然的に義兄となった。
なんとも面倒臭い状況になってしまった我が家。
姉は俺が憤慨して義兄との関係が悪くなるのではないかと心配していた。
しかし当人はというと、姉夫婦のあまりの展開の速さにただただ驚くばかり。
姉が結婚を決意してから同居までの諸々を済ませるまで、1ヶ月もかかっていない。気持ちの整理なんてつく暇もなく家族を一人迎え入れる為の準備、主に片付けで必死だった。
その結果、怒りなんていう感情は驚愕の連続の影でとうにしぼんで消えてしまっていた。
しばらくすると自分を取り巻く環境が落ち着き始め、自らが置かれた状況に心を傾ける時間が出来始める。
所詮俺は姉を守る存在ではなかったという事。
悔しかった。姉を守るのは自分しかいないのだと自惚れていた自分が恥ずかしかった。
姉夫婦と共に生活し初めて、義兄の性格が見え始める。クールだが誰にでも優しくて、温厚で賢い。
父の次期後継者としてのセンスにも溢れた逸材だと社内では噂されているそうだ。
これが大人。姉が生涯を共にしたいと望んだ人。
まだ成人すらしていない自分は到底及ぶはずがない。
すべてにおいて器の大きさの差を見せつけられた。
義兄の婿入りが決まり、自分が後継者でなくなった、と遠まわしに言われた時は、確かにショックだった。しかしすぐにほっとした事を覚えている。
特にプレッシャーを感じていなかったつもりでも、やはり心の奥に何か溜まっていたものがあったのか、と気づいて自嘲した。
けれどその事で義兄を疎ましく思ったり、憎悪が湧いたりという感情は芽生える事はなかった。
姉は姉。
父は父。
会社は会社。
俺は俺、なんだろう。
少し冷めているなぁと自覚はあったが、今の俺には妥当な考えだ。
姉に執着していた自分はいなくなった。自ら巻いた鎖を解こう。
3月。
桜咲く、卒業式の朝。
俺はこの時、一人暮らしを決意する。
fin
============
暴走しました。後半ちょっと意味不明な感じに…すみません;
フウの過去(王の側近)というのは本編から決まっていたんですが、フェリオの方が全く考えていなかったので、ちょっと遊んでみてしまいました。
あ、姉夫婦の名前は敢えて出しませんでしたが、お決まりの二人です。
むむむ婿入りとか…!すすすすみません!書いている方は最高に面白かったです(自己満)
お付き合い頂いてありがとうございました。こんなくだらない内容でも、感想など頂けると嬉しいです。(S4はまだ終わっていませんが;)
PR
この記事にコメントする